
セックスという言葉のルーツは、ラテン語の「分ける」という一説が非常に有力ではあるものの、日本語に由来しているという説も存在します。それは一見して語呂合わせのようで非常にユニークです。それは「接苦する」でセックスという意味を成す、というものです。つまり漢字の意味から察するに「苦しいつながりをもつ」というのがセックスとうことになります。ラテン語のロマンチックなニュアンスとは一風違った日本語でのセックス。「日本人にとってセックスは苦行なのか?」ともとれるこの言葉ですが、痛みを伴うという意味ではあながち間違ってもいませんが、苦行とまでいくと、「今と昔ではセックスに決定的な違いでもあったのか?」と邪推させられてしまいます。あるいは、現代のように避妊については未発達だったために、妊娠の数をある程度制限することが必要であったため、セックスをすること事態を怪訝する風潮だったとも考えられます。 また、接苦するのほかにも「背を尽くす」で逆援助というのもあります。こちらの意味合いは、背=背後ということで陰(かげ)という言葉を意味を含んでいます。つまり陰ということは負の意味をもっているので、「尽くす=正す」と併せて互換すると「背を尽くす=負を正す」、いわば逆援助は負を正す行為ということに推測されます。苦しい繋がりよりは、セックスが肯定的に捉えられているものの、これだとセックスをするに至る手前が「負である」ということになってしまい、後ろ向きなニュアンスであることを払底しきれません。 セックスという言葉をひとつ問質してみても、かつての日本人のいわば「精神論」を垣間見ている心地になるので興味深く、また世界と比較することでお国柄のようなものも見て取れます。 ラテン語、そして日本語と次いで紹介してきましたが、最後にギリシャ語にも一説あるようなので、次にギリシャ語のセックスの語源を紹介していきたいと思います。
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